協議会について

全国板カレットリサイクル協議会は、板ガラスのリサイクルを永年行っているカレット事業者の全国組織です。
昨今、世界において新型コロナウイルスの蔓延は経済の停滞を招き、他国での侵攻の長期化はエネルギー資源の高騰につながり、それらによる物価高は日々の生活を圧迫、今もなおその脅威は継続されています。
そのような中環境負荷低減を目標としたリサイクル、SDGsを中心に日本のガラス関連事業は、わずかながら経済活動の復調の兆しも見えてまいりました。
我々が永年培ってきました廃板ガラスを板ガラスカレットへ昇華するノウハウを駆使し、全国を網羅できる製品流通の機能を活かすことが、経済活動の後押しになると考えています。
太陽光パネルなどの新しい技術によるガラス製品のリサイクル方式の研究、そのカレットの利用方法をご提案することも可能です。
皆様の生活に身近なガラスから、事業活動や生産活動において発生するガラスまで、幅広い廃板ガラスの受入、そのリサイクルをすることによって環境対策の一役を担い、循環型社会形成の一助になればと考えております。

全国板カレットリサイクル協議会 会長
安藤 登康

板ガラスのカレットとしての有効利用は、集荷品質や輸送コストとリサイクル費用の増大が問題となり、カレットの集荷がなされていない地域が多く存在します。
当会は、全国の板ガラスカレット事業者が、リサイクルにおける問題点に技術的且つ組織的に取り組み、効果的な板カレットリサイクルの提案と推進を図り、板ガラスにおける循環型社会の構築と環境保全に貢献することを目的として設立いたしました。