板ガラスについて
板ガラスの製造方法
ガラス窓の歴史は古く、1~4世紀にかけてクラウン法による「はめ込み式ガラス窓」が確認されています。
その後、いくつかの方法が開発される中、1900年代前半にはフルコール法、コルバーン法といった機械式の製造方法が確立され、1950年代にフロート法が発明されました。現在は、そのフロート法による板ガラス製造が主流となっています。
また、網入りガラスや型板ガラスにはロールアウト法が採用されています。
フロート法
錫(すず)を張った長い槽に溶解ガラスを流し込み、ガラスと錫の比重さを利用しガラスを浮かべ(フロートさせ)、ガラスが広がる工程で徐冷が行われ、表面によどみのない板ガラスとなります。
板ガラスの原料(成分)
板ガラスの主成分は珪砂です。そこにソーダ灰・芒硝・長石といったいくつかの副資材を混合し溶融することで板ガラスは製造されます。すでにそういった物を含んでいる「板ガラスくず」は、各資源の枯渇、リサイクルの点から主成分である珪砂に替わる優良資源のひとつとされています。
見た目は板ガラスに近いのですが、ファイヤーライトなどの耐熱ガラスは、耐火や強度のために異なった成分を含むため、原料に不向きです。
これらは受入困難品として指定しています。
板ガラスリサイクルフロー
板ガラスは、その性質から原料としてのリサイクルにとても向いています。
当会の取り組みは、廃棄埋立処分される板ガラスを、会員の持つ破砕・選別技術により品質を向上させ、カレットに昇華して新たなガラス原料としてメーカーへ納めることによる循環型社会(リサイクル)に寄与しています。
ガラス別取り扱い会員のご案内
基本、有償で扱っておりますが、下記は大きな分類で記載しているため、例えば、板ガラスであっても防犯用板ガラス(合わせガラス)はリサイクル費用が発生するなどの場合がございます。
詳細につきましては各社へお問い合わせいただくか、当会へメールにてご連絡ください。
板ガラス
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ビンガラス
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自動車ガラス
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